タイル浮きの状態を総合的に判断し、最も信頼のおける工法をご提案します。

外壁タイルの浮き補修においては、調査・診断に基づく、最も効果的な工法の選択が大事です。補修工事の精度はもちろん、長期耐久性、美観保持などのさまざまな条件が伴います。そこでお奨めしたいのが、広範囲の改修に適した「プラチナコート復元工法(壁面被覆して固定する工法)」です。独自の新技術を用い、従来工法を大きく凌ぐ高度な施工性をもち、あらゆる状況のタイル浮きに抜群の効果を発揮します。プラチナコートUPに関しては10年保証付きです。

プラチナコートUP工法- 外壁タイル剥落防止工法 –

外壁タイル貼り仕上げは、高級感、そして優れた高耐久性に富んでいます。
その為多くのマンションやビルに数多く採用されております。

しかしタイルの浮きが発生し始めていても、外観目視だけではほとんど発見することが出来ない為、定期的なテストハンマー等による打診調査を実施する事が有効と思われます。築年数だけで判断するのは危険です。

剥落につながる可能性のある『浮き』の箇所と要因 … 定期的な劣化調査が必要です。

外壁タイル貼り仕上げにおける、各層の剥落につながる浮きは、下記の界面で発生します。

Ⓐ 躯体コンクリートと下地モルタルの界面

Ⓑ 下地モルタルと貼り付けモルタルの界面

Ⓒ 貼り付けモルタルとタイル裏面の界面

Ⓓ 躯体コンクリートと貼り付けモルタルの界面

 

 

 

以上の様に、接着拘束されている2種類の素材が乾燥収縮や温度変化による伸縮、又は地震や雨水の浸入などさまざまな要因によって異なる動きをした時その界面に応力が発生し、その応力がそれぞれの接着力強度を上回った場合に肌別れし浮きとして発生します。

UP-1工法の施工工程

二丁掛け+小口平レンガタイル色のプラチナコートUT3分艶有り仕上げと 45二丁掛けベージュ系ミックス色のプラチナコートSA半艶仕上げの工程写真
2パターンの掲載

二丁掛け+小口平レンガタイル色のプラチナコートUT3分艶有り仕上げと45二丁掛けベージュ系ミックス色のプラチナコートSA半艶仕上げの工程写真 ※2パターンの掲載

ドリルにて穿孔(ドリル径5.3mm)

プラチナコートSプライマー塗布(0.12kg/㎡)

プラチナコートU1層目塗布(0.3kg/㎡)

プラチナコートU塗膜硬化後プラチナアンカー打込み
プラチナアンカー頭にプライマー処理した後目地色に合わせたメイクアップカラーでアンカーピン頭に色付けする。

プラチナコートU2層目塗布(0.3kg/㎡)

プラチナコートU3層目塗布(0.3kg/㎡)

プラチナコートUT又はSA1層目塗布(0.1kg/㎡)

プラチナコートUT又はSA2層目塗布(0.1kg/㎡)完了

 

用材料一覧

材料名 内容 荷姿
材料名:プラチナコートSプライマー 内容:アクリルシリコン樹脂(溶剤系) 荷姿:14kg/set
(主剤:13kg 硬化剤:1kg)
材料名:プラチナコートU 内容:特殊1成分形ウレタン樹脂(弱溶剤系) 荷姿:16kg
材料名:プラチナコートSA(艶有・半艶) 内容:アクリルシリコン樹脂(弱溶剤系) 荷姿:15kg/set
(主剤:9kg 硬化剤:6kg)
材料名:プラチナコートUT(3分艶有)※ 内容:アクリルウレタン樹脂(弱溶剤系) 荷姿:3.2kg
材料名:プラチナアンカー 内容:SUS304製特殊専用アンカーピン 荷姿:30mm・50mm・80mm
100本/箱
材料名:プラチナアンカーT 内容:SUS304製特殊専用アンカーピン 荷姿:36mm・50mm・70mm
100本/箱

 

プラチナアンカーで、プラチナコートU

1層目の上から押さえ、2~3層と積層されることにより、タイル及びモルタル層からの剥落を防止します。

 

 

 

 

UP-1工法

工程 使用材料 使用量(/㎡)
1 穿孔 4孔
2 プラチナコートSプライマー 0.12kg
3 プラチナコートU 0.3kg
4 プラチナアンカー 4本
5 プラチナコートU 0.3kg
6 プラチナコートU 0.3kg
7 プラチナコートSA又はUT 0.1kg
8 プラチナコートSA又はUT 0.1kg

UP-2工法

工程 使用材料 使用量(/㎡)
1 穿孔 4孔
2 プラチナアンカーT 4本
3 プラチナコートSプライマー 0.12kg
4 プラチナコートU 0.3kg
5 プラチナコートU 0.3kg
6 プラチナコートU 0.3kg
7 プラチナコートSA又はUT 0.1kg
8 プラチナコートSA又はUT 0.1kg